弁護士のネット集客において、法律相談ポータル(弁護士ドットコム・ココナラ法律相談など)は多くの事務所が利用しています。確かに、ポータルサイトは登録すれば一定のアクセスや相談が得られ、独立直後の強いミカタになりますが、そこだけに依存を続けると、3年~5年後には費用対効果や集客の安定性に課題が出てきます。

 本記事では、ポータルを上手に活用しながら、自社の専門サイトを育てて流入を増やす「併用戦略」と、その仕組みをわかりやすく解説します。

                                      


❶|「ポータルサイト依存」は、なぜリスクが大きいのか

                                      

 ポータルサイトは登録直後から見込み客にアプローチできる反面、次のような制約があります。

  • 掲載順位が運営側のアルゴリズムで勝手に操作される危険性
  • 競合弁護士と横並び表示され、差別化が難しい(ブランディング性低い)
  • 有料プランや広告枠の費用が固定的に発生
  • 契約解除や仕様変更で一気に集客ルートが途絶える

つまり、ポータルは“借りている土地”で集客している状態です。
安定的に案件を得るには、“自分の土地”=自社専門サイトを同時に育てる必要があります。

                                      


❷| 専門サイト(LP含む)の必要性

                                      

 自社のコーポレートサイトとは別に、特定分野に特化した専門サイト(LP含む)を持つことは、弁護士マーケティングにおいて今後大きな武器になります。いち早く着手することをおススメします。

  • 検索エンジンに評価されやすい(テーマ特化はSEOに有利、LPでも効果大)
  • 見込み客の悩みにピンポイントで響く(例/「離婚専門」「債務整理専門」)
  • ポータルでは出せない詳細な情報・事例・解説を掲載できる
  • ポータル経由流入を専門サイトで囲い込みやすい

特に、「地域名+分野名」での検索上位を狙えるため、ポータルに依存しない長期的な集客基盤となります。

                                      


❸| ポータルと専門サイトを併用するメリット

                                      

 完全にポータルをやめるのではなく、「入口はポータル+成約は専門サイト」という動線を作ると、両方の強みを活かせます。

  • ポータルで認知 → 名前や分野で検索 → 専門サイト訪問
  • 専門サイトで詳細情報・実績・強みを提示し、信頼感を獲得
  • 問い合わせフォームや電話で直接契約へ

この動線により、ポータル経由で得たアクセスを“自社資産”に転換できます。

                                      


❹| 「流入増加の仕組み」を確実にする3ステップ

                                      

 併用戦略を効果的に回すには、次の流れが有効です。

ステップ❶|ポータルから専門サイトへの誘導

  • プロフィールや回答文に事務所名・専門分野を明記
  • 許可範囲で検索されやすいキーワードを盛り込む
  • 実績や専門性をアピール

ステップ❷|専門サイトのSEO強化

  • 「地域名+業務内容」での上位表示を狙う(例:「大阪 債務整理 弁護士」)
  • 分野別記事とコラムで内部リンクを充実
  • モバイル対応・表示速度改善で離脱率を低下
  • ドメインは、総合サイトから切り出す(LPの場合は、特に重要)

※最近話題の、「成功報酬型SEO」の導入も有効な手段です。初期費用がかからず、成果が出たときのみ費用が発生するため、小規模事務所や開業間もない弁護士にとっては取り入れやすい手法です。

ステップ❸|ブログ・SNSでアクセス経路を増やす

  • 専門記事は検索流入向けに
  • SNSは共有・フォローによる流入を狙う
  • ポータルでは伝えきれないノウハウや事例を発信

                                      


❸|成約率を高める動線設計

                                      

 ポータル経由で来た見込み客は、他の弁護士とも比較している段階です。このため、専門サイトでの信頼構築と差別化が鍵になります。しっかりとした動線設計が、成約率を高めるためにはとても重要になります。

  • 実績・解決事例を分かりやすく掲載
  • 料金体系・対応方針を明確化
  • 問い合わせフォームをシンプルに

心理的ハードルを下げ、直接契約につなげる設計が必要です。

                                      


■まとめ| 中長期で「専門サイト」集客メインへ体質改善する

                                      

 理想は、時間の経過とともに専門サイトからの集客がポータルを上回る状態です。
これが実現すれば、広告費や掲載順位変動に左右されず、安定的に案件を獲得できます。

<まとめ>

  • ポータル依存は安定性に欠けるため、専門サイトを育てることが重要
  • 「ポータルで認知 → 専門サイトで信頼 → 直接契約」の流れを構築
  • 成果報酬型SEOは、専門サイトの成長を低リスクで加速できる手段
  • 中長期的にはポータルを補助的な集客ルートに位置づけ、自社資産を強化する

                                      


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