■はじめに|なぜ弁護士にもSEO対策が必要なのか?

 弁護士が独立して事務所を開設したとき、最も大きな課題のひとつが「集客」です。現代では、Google検索からの相談者流入が非常に多く、「ホームページから問い合わせがあるかどうか」はSEO対策にかかっているといっても過言ではありません。
この記事では、独立開業した弁護士が最初にやるべきSEO対策を5つに絞って、実践的に解説します。


❶ |【キーワード選定】「地域+分野」を明確に絞る

SEOの基本は、「誰に向けたホームページなのか」を明確にすることです。
例えば…

  • 「青森 離婚 弁護士」
  • 「新宿 労働問題 弁護士」
  • 「福岡 相続 放棄 弁護士」

このように、「地域名+具体的な法律分野」で検索されるワードを意識しましょう。
弁護士業界は「総合型」より「特化型」の方が、SEOで有利です。

実践ポイント

  • トップページは「地域+総合型」
  • 下層ページで「分野特化のコンテンツ」を充実させる

❷|【タイトル・ディスクリプションの最適化】クリックされる文章にする

 Google検索結果に表示されるタイトル(titleタグ)と説明文(meta description)は、SEOの入り口です。
この2つを適切に書くことで、検索順位が上がるだけでなく「クリック率」も上がります。

具体例)

htmlコピーする編集する

<title>新橋で離婚に強い弁護士|女性のための法律相談は●●法律事務所へ</title>
<meta name="description" content="新橋駅徒歩5分。離婚・親権・慰謝料に強い女性弁護士が対応。初回相談30分無料。夜間・土日相談もOK。">


❸|【見出し・本文の構造化】読みやすく・検索エンジンにも伝わりやすく

 Googleは、「h1〜h3タグ」などの見出し構造をもとにコンテンツを評価します。
たとえば、離婚ページなら以下のように構成するのが効果的です。

  • h1:新橋で離婚問題に強い弁護士をお探しの方へ
  • h2:当事務所が選ばれる3つの理由
  • h2:よくある離婚相談と解決事例
  • h2:料金とご相談の流れ

テキスト内にも自然にキーワード(例:「新橋 離婚 弁護士」)を入れていきましょう。


❹|【Googleビジネスプロフィールとの連携】ローカルSEO対策も忘れずに

 ローカル検索(例:「渋谷 弁護士」など)では、Googleマップ上の表示順位=集客数に直結します。

必ずやるべきこと

  • Googleビジネスプロフィールの登録(事務所名、住所、電話番号、営業時間など)
  • クチコミ獲得(相談者にレビュー依頼)
  • ウェブサイトへのリンク設置(NAP情報の一致)

これにより、「地図で上位に出る→アクセスされる→相談が入る」という流れができあがります。


❺|【定期的なブログ更新】専門性・信頼性・最新性を伝える

 Googleは今、「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」を重視しています。
その観点で、定期的な法律ブログの更新はSEO効果が非常に高い施策です。

記事テーマ例)

  • 「離婚の慰謝料、いくら請求できる?」
  • 「退職勧奨と解雇の違いとは?」
  • 「遺産分割で兄弟と揉めた場合の対処法」

最低でも月1本、できれば週1本ペースを目指しましょう。


■まとめ|SEO対策は“仕組みづくり”です

 SEO対策は、1回きりの作業ではなく、「相談者に選ばれるための仕組みづくり」です。
特に独立開業したばかりの弁護士にとって、広告費をかけずに安定集客を目指すならSEOは必須です。

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